お琴も喜んでるよ

約70㎝×18㎝ぐらいのミニ琴があります。私が小学生の頃に父が買ってきた年代ものです。教室で桜の季節に生徒さんにチラッと紹介します。『ほら~お琴!』と私は熱く見せますが子どもたちは大抵『ふ~ん』で終わり。先日たまたま5歳の子に見せたところ興味深々。弦をはじいてひたすら演奏。帰り際だったので『続きは来週ね』と軽く言ってレッスン終了。次週教室に入った途端『今日もお琴できる?ちゃんと(宿題の曲)を弾いたらできる?』と健気に様子をうかがい真面目にレッスン開始。さっさと課題をこなしいよいよお琴に時間に。黙々と悦に入って鳴らし、時々輝くような笑顔でこちらを見ます。色々質問をしながらも飽きもせずその日はお琴の日になりました。温かく傍で見守ってくださったお母さんに感謝です。